喉がかゆい!「かゆみ」から咳をしてしまうのはなぜ?原因や対処法を医師が解説

喉 かゆい
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荒牧竜太郎先生

執筆者

荒牧内科

院長:荒牧竜太郎 先生

荒牧内科 院長
【職務経験】
福岡大学病院
西田厚徳病院

 

1998年 埼玉医科大学 卒業
1998年 福岡大学病院 臨床研修
2000年 福岡大学病院 呼吸器科入局
2012年 荒牧内科開業

 

地域密着型で、内科全般を診療。早期発見、早期治療が病気の予後を変えるため、患者さんに有益な情報発信を行っていく。

喉は日常生活のちょっとした刺激を受けることも多いため、少しのかゆみなどでは病気は疑わないかもしれません。

しかし、喉のかゆみは病気のサインである可能性もあります。

この記事では、喉のかゆみの原因や治療法について解説していきます。

目次

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喉のかゆみから咳をする理由

かゆみを感じる原因

喉のかゆみの原因はさまざまあります。特に多くみられるのが、風邪やアレルギーによるものです。ウイルスや細菌による感染が原因で起こる風邪は、喉にも炎症を起こすため喉にかゆみや痛みを生じ、喉の刺激から咳の症状も表われることがあります。

アレルギーが原因に

アレルギーが原因である場合、中でも頻度の多いものに花粉症があります。花粉症は花粉がアレルゲンとなり、口から入り込むことで喉にくっつき、アレルギー反応を引き起こします。

アレルギー反応を引き起こすものは、花粉以外にもハウスダストや食べ物でもアレルゲンとなることがあります。ハウスダストも花粉と同じように空気中にあるものが口から入り込み、喉にアレルギー反応を引き起こします。

また、食べ物がアレルゲンとなる場合は、食べてから15分ほど経過したあとに口の中や舌が腫れたり、喉が痛くなったりイガイガしてかゆくなったりすることがあります。

たばこやアルコール、喉の酷使が原因になることも

たばこやアルコールも喉を刺激します。たばこの吸いすぎや、お酒を飲みすぎた次の日などに喉に痛みを感じることがあるのはこのためです。また、喉を酷使したあとも喉の調子が悪くなりやすいため、かゆみや痛みを起こすことがあります。

しゃべりすぎた次の日やカラオケなどに行った後も喉を痛めている可能性が高いので、すぐにケアするようにしましょう。特に空気が乾燥している時は喉を痛めやすいので、冬などの乾燥している時期はマスクを着用する、部屋を加湿するなどの予防が大切です。

その他、ストレスなどで胃酸が逆流しているときも喉にイガイガとしたかゆみや痛み、違和感を覚えることがあります。

喉がかゆいのはどんな病気?

風邪は細菌やウイルスが体内に入りこむことで起こります。この時に喉も刺激されるので、かゆみや痛みを伴うことがあります。また、悪化してくると扁桃腺が炎症を起こし、腫れてくることもあるので注意しましょう。

風邪以外で喉にかゆみが生じる病気も

風邪以外で喉にかゆみを生じる病気は、甲状腺の病気や喉のポリープ、咽頭がんなどがあります。甲状腺の疾患は比較的に女性に多く見られ、治療を行うことで症状を抑えることができます。

ポリープは喉をよく使う職業の人などにできることが多く、場合によっては手術が必要な場合もあります。

咽頭がんはよくみられる病気ではありませんが、状況によっては喉や声帯を切除しなければならないこともある危険な病気です。

風邪でもないのに咳が止まらなくなるのは…

花粉症やハウスダストに対するアレルギーが増加していることも関係して、近年、咳喘息の人が増加してきています。これは発作性の息苦しさを感じる気管支喘息とは異なり、咳の症状のみが表れる喘息です。

咳喘息は放置していると気管支喘息にまで進行してしまうこともあるので、風邪でもないのに咳の症状が続く場合は一度検査を受けてみましょう。

喉のかゆみから併発しやすい病気

喉のかゆみの原因となる風邪などと併発しやすい病気は、気管支炎や肺炎などの呼吸器系の病気です。

また、喉は耳ともつながっているため、喉にいたウイルスや細菌が耳まで感染し、中耳炎などを併発することもあります。喉だけでなく、周辺の器官にも影響を及ぼしやすいので油断せずに早めに病院を受診することが大切です。

喉のかゆみによる咳の治療

医療機関へ行こう

喉のかゆみで病院へ行く場合は、原因によって異なりますが、かゆみの原因がわからないことも多いと思います。そのような場合は耳鼻いんこう科や内科へ行ってまず検査を受けましょう。

風邪など原因がはっきりとわかっている場合は、内科にいって治療を受けましょう。また、甲状腺に原因がある場合は、内科や内分泌内科などを受診しましょう。

花粉症やアレルギー症状によって喉のかゆみが酷い場合は、抗アレルギー薬を飲むことで症状を抑えることができます。

日常生活に支障がない程度に、咳が出たり、喉にかゆみを感じたり、といった症状ではあまり病院へ行かないかもしれませんが、症状が続く場合は何かの病気が隠れている可能性もあります。まずは、かかりつけの病院で相談してみましょう。

日常生活の注意点

日常生活の中にも喉を痛める原因がたくさんあります。空気中に浮遊しているほこりや花粉が喉を刺激することもありますし、空気が乾燥しているだけでも喉を痛めたり、かゆみを引き起こしたりといった原因となります。

これらを防ぐためには、外出時などにマスクを着用しましよう。また、マスクを着用すると、同時に喉が保湿されるため、ウイルスや細菌の感染を防ぐこともできます。室内にいる際、乾燥している時期には加湿器を使用することも喉を守ることにつながります。

喉の調子が悪い時はあまりしゃべらないようにして、喉を保湿することを意識し、たばこやお酒はできるだけ控えるようにしましょう。

まとめ

喉は敏感な器官なので、少しの刺激でかゆみや痛みを感じることがあります。特に乾燥している季節や花粉の多い季節は、刺激を受けやすいのでマスクを着用して外出するなどの対策が必要です。

 

執筆者:荒牧内科 荒牧竜太郎 先生

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