夏のマスクは肌荒れ注意!「汗」「蒸れ」「マスク焼け」の予防と対策

マスク 肌荒れ
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2002年 金沢医科大学医学部 卒業
2002年 金沢医科大学病院 小児科、内科勤務
2004年~2018年大阪、神戸、東京、福岡の病院、クリニックで内科、皮膚科勤務
2018年 Crystal 医科歯科 Clinic International内に医科開設

目次

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新型コロナウイルスの感染対策としてマスクの着用が必要になりましたが、ここ最近にきびや湿疹、乾燥肌といった肌トラブルを訴える方が増えています。

これは内側が蒸れやすいマスクを毎日長時間、着用していることが原因と考えられますが、気温や湿度の高い夏は特にこうした肌トラブルがおこりやすくなることが予想されます。

また、夏場は紫外線も強いため、今年はマスクによる日焼けにも注意が必要です。

今回は、暑い季節のマスクによる肌トラブルの原因や予防・対策法などを解説します。

夏場のマスクで気を付けたい肌トラブルとその原因

マスク 肌荒れ
夏にマスクをしていると、乾燥肌や湿疹、にきびなどの肌トラブルがおこりやすくなります。その原因については、以下のように考えられます。

乾燥肌は蒸れが原因

マスクをつけていると、吐いた息や汗の水蒸気が内側に充満し、肌に付着します。付着した水分は、マスクを外したときなどに一気に蒸発していきます。すると、その蒸発時に肌の角質層の水分も同時に奪ってしまい、肌の乾燥につながります。

湿疹・にきびは「こすれ」が原因

硬めの素材を使っている不織布マスクなどを長時間使用していると、肌に当たる部分がこすれて肌への刺激につながります。刺激を受けて弱くなった肌に小さな傷がつき、そこから雑菌が入り込むことで、湿疹やにきびができてしまいます。

さらに、夏の強い日差しによって、マスクをしていない部分だけが日焼けをしてしまう「マスク焼け」にも注意が必要です。こうした肌トラブルをおこさないためにも、肌のお手入れや、対策をしっかりとっていきましょう。

夏のマスクのトラブルを防ぐためには?

布マスクやガーゼを利用

可能であれば、不織布マスクより布マスクの方を選ぶようにしましょう。布マスクの方が通気性がよく、マスク内に水蒸気がこもりにくいため、肌トラブルの可能性が低くなります。

布マスクがない場合は、内側にマスクと同じくらいの大きさのガーゼをはさむと良いでしょう。何枚か交換用のガーゼを用意し、内側のガーゼが湿ってきたら取り換えると肌触りもよく、快適に使用することができます。

保湿をこまめに、しっかりと

マスクをつける前も外した後も、それぞれ保湿をすることが大切です。マスクを長時間つけると、マスク内に発生した水蒸気で肌がふやけた状態になりますが、そのままマスクを外すと水蒸気だけでなく肌の水分まで蒸発してしまうため、繰り返すうちに肌が乾燥しやすくなるのです。

できる限りマスクを外すたびに保湿を心がけ、難しい場合には化粧直しのときに保湿しなおすとよいでしょう。

日焼け止めは顔全体に

「マスク焼け」対策として、顔全体にしっかりと日焼け止めを塗るようにしましょう。
マスクで覆っている部分は紫外線を通さないと思われがちですが、実際には紫外線を少し通します。

そのため、マスクで覆われていない部分だけに日焼け止めを塗っても、マスクの覆われている部分が紫外線に当たり、「マスクをしていた部分だけ色が濃い」状態になる可能性もあります。

日焼け止めにはSPFやPAなど様々な種類がありますが、以下のような基準でつけるとよいでしょう。

 

・買い物など日常生活…SPF5、PA+
・ドライブなど軽い屋外活動…SPF10、PA++
・スポーツや海水浴など…SPF20、PA+++
・熱帯地方での屋外活動…SPF30以上、PA+++

 

日焼け止めを塗る際は、外出前に1度だけ塗るのではなく、2~3時間に1度の頻度で塗り直しを行なうとよいでしょう。
このほかにも、つばの広い帽子をかぶる、日傘を差すなどの方法も有効です。

マスクによる肌荒れが気になったら病院へ

マスク 肌荒れ
マスク着用で肌荒れや湿疹、にきびに悩んでいる方は、皮膚科を受診してみてください。薬を処方してもらうだけでなく、肌トラブルの予防法などについて相談してみるのもよいでしょう。

新型コロナウイルスの感染が気になる方は、受診を検討している病院に、院内の感染対策や、オンライン診療に対応しているかどうか確認してみましょう。

まとめ

新型コロナウイルスの感染症対策で夏にもマスクが必要になり、スキンケアもいつもとは違った対策が求められます。相談したくても病院に行く時間がない、感染症が怖いなど、不安を感じる方は洗顔や保湿といったセルフケアからはじめましょう。

それでも、肌荒れが気になる、湿疹がひどくなった、といった悩みや症状が出る場合には病院に相談することが大切です。

これからもマスクが手放せない日々が続くため、少しでも快適にマスクをつけられるようにしましょう。

 

監修者:Crystal 医科歯科 Clinic International 中島 由美 医師

2002年 金沢医科大学医学部 卒業
2002年 金沢医科大学病院 小児科、内科勤務
2004年~2018年大阪、神戸、東京、福岡の病院、クリニックで内科、皮膚科勤務
2018年 クリスタル医科歯科クリニックインターナショナル内に医科開設

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