夏風邪で高熱が続くときの対処法は?夏に発症する代表的な3つの病気

夏風邪 高熱
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【職務経歴】
平塚共済病院
小田原銀座クリニック
久野銀座クリニック

夏風邪とは夏に流行る病気の総称です。

かかってしまうと高熱や嘔吐などの症状がみられ、回復に時間を要することが多いです。

この記事では夏風邪による高熱が続くときの対処法と、夏にみられる代表的な3つの病気をご紹介します。

代表的な夏風邪

夏空

夏風邪は高熱・頭痛・嘔吐・下痢などを伴うことが多いです。

代表的な3つの夏風邪についてご説明します。

1.ヘルパンギーナ

エンテロウィルス属に分類されるウィルスが原因とされます。

例年5~8月にかけて発症数が多くなり、4歳未満の乳幼児がかかりやすいとされます。

症状

2~4日の潜伏期間を経て突然39度以上の高熱が表れ、喉の奥が赤く腫れて痛みを感じることもあります。

喉の奥の方に数個~数十個ほどの水疱がみられ、2~3日で潰れてやがて黄色い潰瘍へと変化していくのも特徴です。

喉の痛みがとても強く飲食に困難をきたすため、脱水状態には気をつける必要があります。

高熱は2~3日で下がり、1週間ほどで喉の痛みも緩解していきます。

2.プール熱

水泳

主にアデノウィルスが原因で、例年6月から増加し始めて10月頃まで流行します。

幼児から学童期の子供がかかりやすく、プールの水を介して感染することがあるため「プール熱」と呼ばれます。

ほかにも咳やくしゃみによる飛沫感染や、手指を介した接触感染などがあります。

症状

5~7日間ほどの潜伏期間を経て、結膜炎・咽頭痛・発熱の症状が現れます(全ての症状が現れるとはかぎらない)。

まず急な発熱がみられ次に喉の痛みが表れますが、この時点ではヘルパンギーナの症状とよく似ています。

しかしプール熱の場合は、さらに結膜炎による充血・目の痛み・かゆみ・目やになどの症状が現れます。

通常3~5日ほどで症状は落ち着きますが、稀に結膜炎が重症化することもあり、その場合はもう少し長引くでしょう。

4.手足口病

手洗い

主にコクサッキーウィルスやエンテロウィルスが原因で、例年夏を中心に発症が多くなります。

接触感染によるものがほとんどなので、手洗いが有効な予防法となります。

症状

3~5日間ほどの潜伏期間を経て、口中や手足などに2~3ミリほどの痒みや痛みを伴った発疹が現れます。

1/3位の人に38度以下程度の発熱が現われるのも特徴です。

発疹は痕が残ることもなく、かさぶたにもならずに自然治癒します。

ただし、口の中にできた発疹は潰れて口内炎になることがあります。

症状は2~3日で緩和しますが重症化することもあるため、かかりつけの医師に相談しながら注意深く経過をみることが重要です。

夏風邪で高熱が続くときの対処法

エアコン

1.温度調節をしっかりと

室内と室外の気温差や湿度差が大きいと、自律神経が乱れて体温調節がうまくいかなくなり、免疫力が低下して夏風邪を引きやすくなります。

高熱が出ているときはエアコンを26~28度くらいに設定し、冷えすぎに注意して安静にします。

寒気がするときは、エアコンの温度を上げたり切ったりするなどして調節しましょう。

また、パジャマやタオルケットなどで体温の調整をし、汗をかいたらこまめに着替えることも大切です。

暑さは我慢しない

「熱が出ているときは汗をたくさんかいた方が良い」と聞いたことがあるかもしれませんが、暑さを我慢して無理やり汗をかこうとするのは良くありません。

熱で体が弱っているときにこのようなことをすると、無駄に体力を消耗するため脱水や熱中症を引き起こしやすくなります。

暑さは我慢しないようにしましょう。

2.水分をしっかりとって安静に

水

高熱が出ているときは無理せず、適温・適湿の室内で十分に睡眠をとりましょう。

脱水症状を防ぐためにも、薄めたスポーツドリンクや電解質飲料などをこまめに摂ることが大切です。

自然に熱を下げるには、無理に汗をかかず体に負担が少ない環境で安静にすることが第一です。

3.食べられそうなら何か食べる

食べ物が喉を通りそうなら、喉越しの良いものを少しずつ食べましょう。

下記の食品は口当たりもよくおすすめです。

アイスクリーム

  • おかゆ
  • うどん
  • 卵豆腐
  • 豆腐
  • みそ汁の上澄み
  • すりおろしりんご
  • アイスクリーム
  • ゼリー
  • プリン

まとめ

スイカ

夏風邪にかかると高熱・頭痛・喉の痛みなど、様々な辛い症状が出ます。

また、手足口病やヘルパンギーナといった「エンテロウィルス」に感染すると胃腸障害が起こることがあります。

夏場は気温的にも体力を消耗しやすく、温度調節を怠ると症状が長引くこともあるため注意が必要です。

外出先から戻ったら手洗いうがいをしっかりして、夏風邪の予防に努めましょう。

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