月経前症候群(PMS)のおもな症状一覧!いつからいつまで続くの?

林高太郎

監修者

医療法人社団さくらライフ

林高太郎 先生

埼玉医科大学 卒業
医師国家試験予備校講師、麻酔科フリーランスなどを経て、
現在は総合診療をおこなっている。

生理前になると「イライラする」、「気分が落ち込む」、「頭が痛い」、「便秘になる」といった症状はありませんか?これらは、PMS(月経前症候群)の代表的な症状です。

こちらの記事では、PMSのおもな症状や、いつからいつまで続くのか、その原因について解説します。

PMS(月経前症候群)のおもな症状

1.PMSって?症状が出るのはいつから?

はてな

『PMS(月経前症候群)』は、生理の前にあらわれる体調の悪化のことです。

PMSによる症状があらわれるのは、多くの場合、生理前3~10日です。症状は生理が始まって4日以内におさまり、生理開始から13日目までは再発しない、というのもPMSの特徴です。

2.PMSの症状

PMSの症状は、多岐にわたります。

身体症状

体にあらわれる症状は、『むくみ』や『だるさ』、『熱感』、『頭痛・頭重感』、『便秘』、『お腹やお乳のはり・痛み』、『食べ物の好みの変化』などがあります。

精神症状

精神症状は、『イライラ』や『気分の落ち込み』、『うつ症状』、『涙が出る』、『集中力や判断力の低下』、『不安感』などです。

PMSでどの症状が出るか、また症状の強さも人によってさまざまです。

3.病院いくべき症状とタイミング

病院 症状

生活に支障をきたす場合は、すぐに病院へ

痛みが生活に支障をきたしている場合や、うつ症状がひどく、仕事や家事に集中できないといった場合は、すぐに婦人科や産婦人科を受診しましょう。

ただし、待ち時間が苦になるような場合は、症状が落ち着いたタイミングで受診してもよいです。

病院では何をきかれる?

病院では、症状や生理周期、基礎体温についてきかれ、症状に応じて検査や治療をおこないます。

4.間違えやすい!PMSと症状が似ている病気

PMSはこんな病気と似ている!

PMSは、「うつ病」や「慢性疲労症候群」、「甲状腺機能亢進症」、「甲状腺機能低下症」、「月経困難症」、「更年期障害」などの病気と症状が似ています。

また、病気ではありませんが、妊娠初期とPMSの症状も似ています。

他の病気と、PMSとを見分けるポイント

他の病気とPMSとを見分けるポイントは、症状が生理や基礎体温に左右されるかどうか、という点です。

PMS(月経前症候群)の原因について

1.PMSの原因は、女性ホルモンの「プロゲステロン」

女性ホルモン

PMSの原因は、女性ホルモン「プロゲステロン」の分泌

PMSの原因は、女性ホルモンの『プロゲステロン(黄体ホルモン)』が分泌されることです。

女性ホルモンには、プロゲステロンと『エストロゲン(卵胞ホルモン)』という2種類のホルモンがあります。

このうちプロゲステロンは、妊娠にかかわるホルモンで、排卵後に卵巣から分泌されます。

生理前2週間は、プロゲステロンが分泌される時期

排卵の時期は、生理の約2週間前です。そのため、生理前2週間が、プロゲステロンの最盛期にあたります。

プロゲステロンの分泌により、生理前になると、PMSの症状があらわれます。

2.プロゲステロンの分泌は、妊娠するために必要

とはいうものの、プロゲステロンは、妊娠を望む女性にとって必要不可欠なホルモンです。

プロゲステロンの分泌が少なかったり、無かったりすると、妊娠や出産のさいにも影響を与える可能性が高くなります。

そのため、プロゲステロンが分泌されること自体は、全く悪いことではありません

3.PMSになる人とならない人がいるのはなぜ?

女性 はてな

一生のうちで、一度もPMSを経験しない女性もいれば、毎月生理の前になると、仕事でミスをしたり、ささいなことで人とけんかをしたりして、PMSの症状に悩まされる女性もいます。

その違いは、先に解説した『プロゲステロン』への感受性の違いです。プロゲステロンに対する感受性が高いほど、PMSの症状が強くあらわれます。

4.プロゲステロンへの感受性が高いのは、どんな人?

次のような人は、プロゲステロンへの感受性が高くなる傾向にあります。

・過度なストレスにさらされている

・生活習慣が不安定

・体が冷えている

これらに当てはまり、PMSに悩まされている場合は、まず生活習慣の改善につとめましょう。

また、10代の女性はホルモンバランスが安定しておらず、PMSの症状が強くあらわれることがあります。

そのほか、出産の経験がない女性も、子宮がはたらきっぱなしになるので、症状が強くなる可能性があります。

まとめ

PMSの症状があまりに重い場合は、何かしらの健康上の問題が背景にあります。

一度、自分のPMSの症状や、生活習慣について振り返ってみましょう。学校や会社を休まなくてはならないなど、日常生活に支障が出るような場合は、婦人科の受診をおすすめします。

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