
3歳の娘を持つイラストレーター。学生時代は食物栄養科を専攻し、栄養士資格をもつ。現在はSNSを中心に漫画をメインに活動中。著書「なんとかここまでやってきた」発売中。
【Blog】「なんとかここまでやってきた」https://nancoco.net/
【Twitter】https://twitter.com/oki_soroe
【Instagram】https://www.instagram.com/soroe.handmade/
育児漫画がSNSなどで大人気のイラストレーター、オキエイコ(@oki_soroe)さんによる連載。
第2話は、オキさんが学生時代、絵を描くことのストレスにより過敏性腸症候群になってしまったときのお話です。
病院で病名を告げられた際、オキさんが医師に言われてショックだった一言とは…?
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「まだ2歳なのに…」子どもでも花粉症になる!? 娘のクシャミの正体は…【オキエイコ連載第1話】
絵を描くストレスによる腹痛が「過敏性腸症候群」の診断
こんにちは、イラストレーターのオキエイコです。
今回は、最近よく聞く「過敏性腸症候群」について書いてみようと思います。
私自身、学生(美術系)時代、絵の課題を描くにあたりお腹を下しまくっていた時期がありまして…。
絵を描くことって、意外に神経を使う作業でもあるので、勉強し始めたときの私にはストレスを感じていたのでしょう。
まぁストレスだろうけど念のため…というわけで病院に行ったところ、過敏性腸症候群と診断が下りました。
今からまだ10年以上も前の当時、過敏性腸症候群という名前は聞き慣れないものでしたから、突然の長い病名がついて驚きました。
そのとき、先生に
「絵を描くことがストレスなんだから、絵を描く限り一生この腹痛と戦わなきゃいけないよ」
とアドバイス(?)をいただいてしまい、当時の私はショックを受けました。
別に辞めなさいと言われたわけではないですし、先生からの善意の言葉だったと思うのですが、若い私は落ち込んだのを覚えています。
私以外にも、「〇〇がストレス源なんだから控えたほうが良い」といわれてショックを受けている方も多いかもしれません。
ストレスとうまく付き合うことで病気を克服し、夢を実現!
結局、私はそのあとに一度絵をやめたのですが、15年経った今、回り回って今でも絵を描いています。
あの頃よりメンタルが少しは強くなったおかげで、お腹の痛みはなくなったし、特に健康上の問題も感じていません。
ストレス源になっているものと距離を持つのはとても大切なことだったと思いますし、私もあのときに絵から離れて良かったと感じています。
でも、もしそれが「好きなこと」なら、落ち着いたらまた始めてみるのも良いかもしれません。
人の気持ちや捉え方もどんどん変化していくので、時間がたてば受け止め方が変わり、大きなストレスではなくなることもあるのだと実感しました。
この病気に限らず、病気で夢を諦めなくてはいけない人が一人でも減ったらいいなと思います。
⇒前回のエピソードを読む
「まだ2歳なのに…」子どもでも花粉症になる!? 娘のクシャミの正体は…【オキエイコ連載第1話】
著者:オキエイコ
3歳の娘を持つイラストレーター。学生時代は食物栄養科を専攻し、栄養士資格をもつ。現在はSNSを中心に漫画をメインに活動中。著書「なんとかここまでやってきた」発売中。
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※当記事は個人の体験や感想を基にしたものであり、症状や治療法などすべての方に当てはまるものではありません。体調に不安や異変などがある場合は自己判断せず、医療機関を受診ください。
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