寝過ぎによる頭痛の解消法は?タイプ別に解説!首のコリが原因かも

寝すぎ 頭痛
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荒牧竜太郎先生

監修者

荒牧内科

院長:荒牧竜太郎 先生

荒牧内科 院長
職務経験
福岡大学病院
西田厚徳病院
平成10年 埼玉医科大学 卒業
平成10年 福岡大学病院 臨床研修
平成12年 福岡大学病院 呼吸器科入局
平成24年 荒牧内科開業

お休みの日に寝過ぎると、起きたら頭が痛くなったという経験をしたことはありませんか?

ゆっくり寝て疲れを取ろうと思ったら、逆に頭痛が起きてしまい、せっかくのお休みを楽しめなくなることもあるかもしれません。

この記事では、寝過ぎると起こる頭痛の原因と対処方法についてご紹介します。

寝過ぎて頭痛になるのはなぜ?原因を解説!

頭が痛い

寝過ぎることによって頭痛が起こる原因は2つ考えられます。

1.睡眠中に脳の血管が拡張する

脳

睡眠中は、脳の活動が緩やかになることにより、緊張が解けて血管が拡張しやすくなります。

睡眠時間が長くなると、通常と比べて血管が広がりやすくなり、脳の中の大きな神経である三叉神経(さんさしんけい)を刺激します。

この刺激が大脳に伝わり、痛みとして認識されることから頭痛が起こるといわれています。

特に、偏頭痛を起こしがちな人は、寝過ぎることにより痛みを引き起こしやすくなります。

脈を打つような強い痛みが急にあらわれることが多く、一日中続くのではなく、治まったりまた痛くなったりと繰り返すことがあります。

2.首や肩のコリ

高さの合わない枕

枕

睡眠中は、首や肩を動かさないため、長時間眠ることによって筋肉が緊張し血行が悪くなってしまうことも頭痛を起こす原因となります。

高さの合わない枕も首や肩のコリにつながり、頭痛を起こす原因になるため、一度見直してみるのも良いでしょう。

寝姿勢の悪さ

寝る姿勢が悪いことで筋肉が緊張すると、こめかみ辺りの筋肉である「側頭筋」(そくとうきん)、肩甲骨辺りの筋肉である「僧帽筋」(そうぼうきん)がこわばって硬くなり、頭痛を引き起こします。

精神的なストレス

その他、精神的なストレスが筋肉を緊張させ、頭痛を引き起こすこともあります。生真面目な人や律儀な人、不安を感じやすい人に多い傾向があります。

3.寝過ぎであらわれる他の症状

吐き気

寝過ぎで頭痛が起こる以外に、嘔吐中枢に刺激が伝わることで吐き気を感じる人もいます。

また、疲労から全身倦怠感や胃腸の不調から吐き気を感じることもあります。

寝過ぎによる頭痛の改善法

1.偏頭痛の場合の改善法

偏頭痛のようなズキンズキンとする頭痛であれば、血管の拡張により頭痛が起きている可能性があります。

カフェインを含む飲料をとる

コーヒー 飲み物

コーヒーや緑茶、紅茶などのカフェインを含む飲料は、拡がった血管を収縮させる効果があります。

頭を冷やす

保冷剤

頭を冷やすと、血管を収縮させ痛みを和らげます

暗く静かな場所で安静にする

偏頭痛の痛みがある時は、光や音などに過敏に反応しやすくなります。明るい所や騒がしい所は避け、暗く静かな場所で安静にすることも頭痛の緩和に役立ちます。

暑い日には外出を控え、涼しい場所で過ごす

偏頭痛は、体温が高くなると痛みが悪化しやすいため、暑い日には外出を控え、涼しい場所で過ごすようにしましょう

2.首や肩のコリからくる頭痛の場合の改善法

首や肩のコリから起こる頭痛は、頭の後ろからてっぺん辺りがズキズキするような場合が多く、筋収縮性頭痛とも言われます。

カフェインを含む飲料は避ける

首や肩のコリを感じる場合、血行を良くする必要があるため、血管を収縮させる効果のあるカフェインを含む飲料は避けたほうが良いでしょう。

血行を改善する

ヨガ

ストレッチやマッサージ、入浴など、血行を改善することで痛みを和らげることができます。

睡眠の環境を整える

合う枕を使ったり、寝姿勢を見直すことで睡眠の環境を整えましょう。

適度な運動をする

ランニング

ウォーキングやランニングなど適度な運動を行うことによって、筋肉の緊張をほぐしましょう。

3.市販の頭痛薬について

市販薬

痛みが治まらない場合は、頭痛薬を服用することで痛みを和らげることもできます。

必要な時は使用するのはいいのですが、痛み止めを飲みすぎると胃の調子を崩し、返って体調不良を引き起こすことがあります。必要に応じて飲みすぎないように注意して使用しましょう。

頭痛が長引くときの対処法

1.何科にかかればいい?

問診

頻繁に頭痛が起こる、または頭痛が長引く場合、脳腫瘍など脳の病気が隠れている可能性もあります。

特に原因が思い当たらない偏頭痛で病院を受診する場合、神経内科、脳神経外科などを選択するとよいでしょう。

事前に自分の症状を説明できるように準備しておきましょう。

2.治療の流れ

まずは問診で症状を確認します。その後、血液検査や神経に異常がないかを検査で確認し、脳のMRIなどの画像検査、脳の血流検査など必要に応じてさまざまな検査を行ないます。

また、症状に合わせて内服薬が処方されます。頭痛がひどく、改善が見られない時は、病院を受診しましょう。

まとめ

寝過ぎることで起きる頭痛は、寝る前はリラックスする、よく眠れるように環境を整えるなど、「睡眠の質」を高めることで改善することがあります。

まずは自分でできる対処法を試してみましょう。

頭痛がひどい、頭痛が改善しないなどの悩みは、我慢せずに病院を受診することをおすすめします。

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