A型は重症化しやすい!インフルエンザの種類ごとの症状や流行について

インフルエンザ 種類

【職務経歴】
平塚共済病院
小田原銀座クリニック
久野銀座クリニック

インフルエンザは、A型・B型・C型の3種類に分けられます。

中でも、A型は症状が重く、注意が必要です。

この記事では、『A型・B型・C型それぞれの特徴や症状』を中心に、流行する種類や予防接種の効果について解説します。

インフルエンザの種類と特徴について

A型インフルエンザ

高熱や頭痛…症状が重くなりやすい!

症状が最も重いのは、A型インフルエンザ!

A型インフルエンザは、B型やC型と比べて症状が重くなりやすいのが特徴です。

38度を超える高熱が続いたり、食事に支障をきたすほど喉が痛くなったりします。

頭痛や節々の痛みなどもあらわれ、痛は殴られていると錯覚するほど強く痛むこともあるでしょう。

合併症も起こしやすく、注意が必要

『肺炎』や『脳炎』などの合併症を引き起こす可能性も高いため、注意が必要です。

特に、体の弱い人や小さな子どもやお年寄りは感染しないように気をつけましょう。

A型インフルエンザは、鳥など他の動物にも感染する

A型のインフルエンザは、人だけでなくさまざまな動物にも感染します。

本来、ヒトインフルエンザウイルスと、鳥やブタなどに感染するインフルエンザウイルスは別のものです。

しかし、それらのウイルスが動物の中で変異すると、まれに人にも感染することがあります。

B型インフルエンザ

風邪の症状に近く、それほど重症化しない

B型は気づかないことも?おもな症状は下痢や腹痛

B型インフルエンザは、比較的風邪の症状に近く、それほど重症化しません。

お腹の風邪と似ている部分も多く、食欲不振・腹痛・下痢などの症状があらわれることもあります。

人にのみ感染する

B型インフルエンザは、他の動物からウイルスをもらってくることはありません。

インフルエンザB型ウイルスは、人と人の間でのみ感染が循環し、季節性の流行を引き起こします。

C型インフルエンザ

C型インフルエンザは、4〜5歳の小さなお子さんに多く発症!

人生で1回しかかからないことがほとんど

C型インフルエンザは、一度「免疫」がつくと一生免疫が持続されると考えられています。

そのため、C型インフルエンザにかかるのは、人生で1回だけという人がほとんどです。

万が一、2回以上かかったとしても、軽度な症状であるため気づかないことのほうが多いでしょう。

小さな子どもにかかる!重症化はほとんどない

多くの大人は、C型インフルエンザに対して免疫を持っています。

そのため、C型インフルエンザに感染するのは4〜5歳程度の小さなお子さんが多いとされています。

重症化することはほとんどなく、鼻風邪程度ですむことがほとんどです。

人以外からの感染はほとんどありません

C型ウイルスは、人とブタに感染する可能性があります。

しかし、感染の症状は軽度であることが多く、報告はほとんどありません。

流行する型の種類と、予防接種について

1.何型が流行しやすい?

流行しやすいのはA型!

基本的には、A型が流行することが多い

それぞれの型の患者数によって、その年の流行が決まります。

毎年、A型のインフルエンザにかかる人が最も多いです。しかし近年では、B型が流行することもあります。

新型インフルエンザについて

A型インフルエンザのウイルスは、身体の中でどんどん進化していきます。

そのため、A型には『新型インフルエンザ』が存在します。

ニュースなどで取り上げられる「新型インフルエンザ」は、すべてA型が進化したものです。

2.かかった型のワクチンじゃないと効果がないってほんと?

インフルエンザワクチンはその年によってちがう!?

インフルエンザワクチンは、流行する型を予想して作られる!

インフルエンザワクチンは、その年に流行する型を予想して作られます。

しかし、型の変化や進化が予想を上回ってしまうこともあります。

その場合は、他の型に効果はあっても、新型には効かなくなってしまうことがあります。

効果はその年の流行に左右される

予防接種によって、インフルエンザを完全に防げるわけではありません。

しかし、かかったときに重症化せずにすむ可能性も高いといわれています。

どれくらい予防接種の効果があるかは、その年の流行によって大きく異なります。

3.同時に2つ以上の種類のインフルエンザにかかる?

2種類以上同時に感染することもある?

A型とB型は、同時に感染することも

インフルエンザA型とB型は、同時に感染することがあります。

これを『重複感染』といい、国内外で感染した例が報告されています。

同時に感染しても、重症化することは少なく、どちらかの型に偏って症状が出ことが多いでしょう

A型は変化するため、1シーズンに数回かかることもある

先に解説したように、A型のインフルエンザウイルスはつねに変化しているため、すぐに新型ができてしまいます。

そのため、1シーズンの間に数回インフルエンザを発症することもあります。

まとめ

「インフルエンザの種類」まとめ

インフルエンザは、A型・B型・C型の3つの種類に分けられます。

なかでも最も症状が重く、重症化もしやすいのがA型です。

さらにA型は、体内で変化し、『新型インフルエンザ』として猛威を振るうこともあります。

そうすると予防接種をしていても、効果が薄く、1シーズンの間に数回発症することもあります。

とくに、重症化しやすい小さな子どもやお年寄りには、周りの人もじゅうぶん注意を払いましょう。

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