アイスクリームで頭痛が…こめかみがキーンと痛む!治し方は?

アイスクリーム 頭痛
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【職務経歴】
平塚共済病院
小田原銀座クリニック
久野銀座クリニック

アイスクリームなどの冷たいものを食べたときに、頭がキーンとする頭痛が起こったことはありませんか?

これは脳の仕組みが原因の「アイスクリーム頭痛」です。

この記事ではアイスクリーム頭痛が起こるしくみと治し方、予防法などについて解説しています。

アイスクリーム頭痛が起こるしくみは?

1.アイスクリーム頭痛って?

かき氷

暑い季節を迎えると、アイスクリームやかき氷、よく冷えたアイスコーヒーやビールなど、冷たいものをとる機会も多くなります。

ところが、冷たいものを一気に口に入れたときに頭がキーンとなることがあります。

これをアイスクリーム頭痛と言い、正式な名称でもあるのです。

2.アイスクリーム頭痛の症状は?

冷たいものを一気にかき込むと、こめかみや側頭部にキーンと痛みが走ります。

この痛みは数秒から数分程度で治まるもので長時間続くことはほとんどありません。

3.どんな人がなりやすい?

小学生

 

とくに、小中学生の男子に多く見られます。

ですが、年齢とともに痛みを感じることが少なくなる傾向にあります。

4.アイスクリーム頭痛の原因は?

脳の勘違いによるもの

この痛みの原因は脳の勘違いにあります。

アイスクリームを食べると、冷たいという反応が脳に伝わります。

しかし、一度に大量のアイスクリームを食べたり、予想以上に冷たかったりすると「冷たい」という感覚が「痛い」に変わってしまいます。

この痛みが脳に伝わることで脳の血管が拡張して痛みが起こります。

炎症が起きたと脳が錯覚

冷たいものは口の中を冷やします。

このことで身体は温めようと反応するため、血流量が増えます。

これは一時的に炎症が起きたと脳が錯覚した状態で「炎症=痛み」と勘違いするためです。

 アイスクリーム頭痛が起こったら。治し方

アイスクリーム

1.すぐに痛みが治まる場合

数秒から数分程度で治まる場合には、痛みに耐えるのもひとつの方法です。

2.痛みが治まらない場合の対処法

ふたつの方法があります。

どちらかすぐにできそうなものを試してみてください。

痛い部分を冷やす

こめかみや側頭部などの痛む部分を保冷剤や水で濡らしたタオル、冷えたペットボトルなどを当てて冷やします。

食べているアイスクリームやかき氷を痛む場所に当てるのも良いでしょう。

冷やすと炎症が起こっているという錯覚も抑えられます。

また、冷やすことで血管が収縮し、拡張した血管が元に戻って痛みが緩和します。

温かい飲み物を口に含む

ホットドリンク

脳が温かさを感じ、血流量が調整されて元に戻ろうとすることで痛みが緩和されます。

アイスクリーム頭痛は予防できる?

予防法はとてもシンプルです。

冷たいものを一気に頬張らずに少しずつゆっくり味わって食べるようにしましょう。

また、温かい飲み物も用意して冷たいものと交互にとることも効果的です。

まとめ

カップアイス

アイスクリーム頭痛は小中学生の男子に多く見られます。

冷たいものを一気に口に含んだときにキーンとした痛みがこめかみや側頭部に起こるのが特徴です。

痛みは長く続くことはほとんどなく、数秒から数分程度で治まります。

なかなか治まらないときには、痛む部分を冷やしたり温めたりすると症状が和らぐのでぜひ試してみてください。

冷えは冬場だけではなく、冷たいものを多くとる機会が多い夏場にも起こります。

また、冷えは万病のもとで、夏風邪をこじらせる原因にもなります。

とくに女性は月経痛の原因にもなることもあるので、冷え対策を行って快適な夏を過ごしましょう。

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