1月25日は“ホットケーキの日”!?寒いときにこそ食べる…その理由を管理栄養士が解説

ホットケーキ
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管理栄養士・望月理恵子さん

取材協力

株式会社Luce代表

望月理恵子 先生

管理栄養士(栄養学)

 

1999年 東京家政学院短期大学 生活科学科 食物栄養学科 卒業 準学士
1999年 調剤薬局にて栄養カウンセリング
2001年 管理栄養士 取得
2005年 健康食品・化粧品の会社にて学術担当
2012年 株式会社 Luce 代表取締役

 

山野美容芸術短期大学や服部栄養専門学校にて栄養学の講師を勤める。また、小田原銀座クリニックの栄養顧問など、栄養学・美容学の分野で活動。
その他、テレビや雑誌などを通して日常生活に密着した健康知識・栄養情報を発信中。

意外と知られていないのですが、1月25日はホットケーキの日です。

1902年1月25日に北海道の旭川市で、日本の観測史上一番低い気温である-40℃が記録したことをきっかけに日本のある製菓メーカーが「寒い日にこそホットケーキを食べて温まってほしい」という思いで、この日をホットケーキの日としたことが由来とされています。

では、実際にホットケーキを食べて体が温まるのでしょうか? 管理栄養士の望月理恵子先生にお聞きしました。

目次

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寒い日にホットケーキを食べる理由

望月先生は、寒い日にホットケーキを食べる理由についてこのように解説しています。

冬は寒いため、代謝が上がり消費カロリーが増えます。そのため、すぐエネルギー源になる糖分が欠かせません。ホットケーキには、糖分がたくさん含まれているので、食べることで効率良くカロリーを吸収することができます。

また、甘いものの摂取により、幸せ物質である『セロトニン』が脳内に排出され、ストレスの軽減に役立ちます。ストレスが多いと血行不良になり、冷えを助長させてしまいます。そのため、寒い日にホットケーキを食べることは、冷えの軽減に期待できるのです」

寒い日にホットケーキを食べるのは、理にかなっていることがわかります。

そもそもホットケーキにはどんな栄養がある?

ここで、ホットケーキには一体どんな栄養素がつまっているのか、望月先生に解説してもらいました。

「ホットケーキには、たんぱく質や脂質、炭水化物、ナトリウムが含まれていますが、特に多く含まれているのは炭水化物です。炭水化物は人に必要な主要エネルギーで、脳や赤血球にブドウ糖を供給し、効率の良いエネルギー源として活用されます」

カルシウムやビタミンが豊富

普段、朝食にパンを食べている方も多いと思いますが、例えば通常の食パンに比べ「ホットケーキには、生地に卵や牛乳を加えるため、日本人に不足しがちなカルシウムやビタミンを豊富に摂ることが可能です」と話します。

ホットケーキは他の食材と組み合わせやすい

ホットケーキはそのまま食べても栄養価が高いようですが、他の食材との相性も良いため、生地に混ぜて一緒に食べてしまうのもおすすめです。

ホットケーキに混ぜるうえでおすすめの食材とはどういったものがあるのでしょうか。

子供に必要な栄養素を一緒に摂る

ホットケーキには、食べ物の味や臭いを包み込む「マスキング効果」があるとされるため、子どもが苦手な食べ物を混ぜて焼くのも一案です。

「ほうれん草や人参など、普段子供が食べてくれない野菜を生地に混ぜると良いでしょう。緑黄色野菜が持つ独特のニオイを薄められるため、体に必要な栄養素を抵抗感なく摂ることができます。

また、野菜に加えてハムやソーセージなどを加え、食事系のホットケーキにするのもおすすめです」

美容面に働きかける食材を加える

ホットケーキは栄養面だけでなく、大人の女性には嬉しい「美容面」にも効果があります。

「肉や魚などのタンパク質、さらにビタミンC・B・Eなどが多いアボカドや鉄分、カリウム、ビタミンの豊富なバナナやベリーなどを生地に混ぜれば、アンチエイジングの働きが期待できます。

また、きな粉との相性が良く、生地にきな粉を混ぜることで食物繊維やミネラルを豊富に摂取することができます」

ホットケーキは炭水化物が多いので女性の敵かと思いきや、他の食材と組み合わせることでいろいろな効果が期待できるようです。

ホットケーキを食べるタイミング

では、ホットケーキを食べるうえで、最も効果的なタイミングはいつでしょうか?

「ホットケーキは糖質が摂れるので、朝食に食べるのが良いです。糖質は、仕事や勉強にすぐ使えるエネルギー源のため、良い1日をスタートさせることにつながります。

間食であれば、14時くらいまでにおやつとして食べるのも良いですね。ただ、カロリーが高いので、夕方以降は控えたほうが良いでしょう」

簡単にワンランク上の味にする方法

ホットケーキは、ホットケーキミックスと卵と牛乳もしくは水を用意し、かき混ぜ、焼くだけで完成します。作る前はふわふわのホットケーキをイメージしますが、ときにパサパサに仕上がることも…。

しかし、実は作る際にひと手間加えることで「ふわふわで美味しく仕上がるテクニック」があると、望月先生は教えてくれました。

上手な調理方法

「粉を加える前に卵・牛乳は良く混ぜ、粉をサッと混ぜるとふわっとした食感になります。また、重曹やベーキングパウダーを加えたり、卵白をメレンゲにして加えても、ふっくら仕上がります。

水の代わりに紅茶や抹茶、またこれらの茶葉を粉と混ぜると、風味豊かなホットケーキができます」

3つの調味料を加える

下記に挙げた調味料を加えることで、簡単に美味しくすることができるようです。

マヨネーズ

「マヨネーズを加えることで、生地がふわふわに仕上がります。これは、マヨネーズの油がグルテンの形成に良い影響を与えるためです。粉150gに対して、大さじ1/2ほどが目安です」

みりん

「みりんを加えることで、生地がもちもちに仕上がります。これは、みりんのアルコールが水分を保つためです。粉150gに対して、大さじ1杯ほどが目安です」

ヨーグルト

「ヨーグルトを加えることで、生地がふんわり柔らかく仕上がります。これは、ヨーグルトの酸がグルテンの形成によい影響を与えるためです。粉150gに対して、プレーンタイプ大さじ3ほどが目安です」

トッピングを楽しむ

溶かしたチョコレートや生クリームを乗せることで、簡単に“ケーキ風”のホットケーキを楽しめます。また、好みに合わせていちごなどのフルーツをトッピングするのも良いでしょう。

ホットケーキにトッピングすることでデザート感覚でも楽しめます。ぜひ試してみてください。

適切な保存方法

どれだけ美味しく作ったとしても、どうしても余ってしまうことがあると思います。そこで、余ったホットケーキを再度食べるときに美味しくなる方法についてお聞きしました。

「水分が含まれている温かいうちにラップで包み、荒熱を取ってから冷凍すれば、食感の良さを保てます。解凍するときは、ホットケーキに少々水をふりかけ、ラップをして電子レンジで温めます」

まとめ

ホットケーキは寒い日に失われやすい糖分を効率よく取ることができ、冷えの軽減にもつながるため、実は冬の寒い時期に食べるのもおすすめです。

さらに、ホットケーキにアボカドやベリー、バナナを加えることでアンチエイジング効果に、きな粉を加えることで便秘解消などの効果も期待できます。

ホットケーキは、20分もあれば簡単に作ることができます。

今回ご紹介した「ワンランク上の味にする方法」も参考に、1月25日はぜひホットケーキを食べてみてはいかがでしょうか。

 

取材協力:管理栄養士 望月理恵子 先生

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