便秘で熱が出たら自分でできる対処法。風邪との違いは?何度くらい?

便秘 熱
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荒牧竜太郎先生

監修者

荒牧内科

院長:荒牧竜太郎 先生

荒牧内科 院長
職務経験
福岡大学病院
西田厚徳病院
平成10年 埼玉医科大学 卒業
平成10年 福岡大学病院 臨床研修
平成12年 福岡大学病院 呼吸器科入局
平成24年 荒牧内科開業

便秘と発熱はあまり関係がないようですが、実はとても深い関係があります。

しかし、この症状は子どもに多く見られ、成人にはあまり起こりません。

腸内環境の乱れによって起こる便秘は、様々なトラブルの発端にもなるので、放置せずに早めの対処が大切です。

この記事では便秘と熱の関係や対処法、病院での治療について解説しています。

便秘と原因の発熱について

体温計

1.便秘によって発熱するしくみ

便秘が起こる原因

腸内環境の悪化や緊張、不安やストレス、食事の乱れ、薬物、病気などの様々な原因で起こります。

便の70%は水分で、その他に腸内細菌や消化吸収された食べ物の残りでできています。

小腸では栄養を吸収し、大腸で残りの栄養と水分が吸収され便として排出されます。

このとき、水分が足りないと便が硬くなり便秘になります。

腸内環境の悪化が及ぼす影響

腸には免疫細胞の70% が存在すると言われ、腸内環境の悪化は便秘だけではなく、免疫力の低下にもつながります。

そのため、風邪をひきやすくなったり、熱が出やすくなったりします。

また、栄養や水分の吸収が悪くなると、体内に入ってきた菌やウィルスに打ち勝つための体力も足りなくなり、発熱によってますます水分が奪われて便秘になるといった悪循環を招きます。

2.便秘による発熱はこどもに多い?

子ども

何歳くらいに多い?

とくに乳幼児から小学校未就学児(5-6歳くらい)に多く見られます。

この時期は大人と比べると発熱する回数も多いのが特徴です。

発熱の原因は?

免疫力が低下すると、菌やウイルスが体内に入ります。

身体がそれに対処しようと発熱物質を作り、菌やウィルスとたたかう環境を作るために発熱します。

大人でも、免疫力の低下や睡眠不足・栄養不足・いつもより疲れているときに起こります。

3.便秘による発熱の特徴は?ほかの症状はある?

女の子

何度くらいの熱が出る?

便秘による発熱の程度には個人差があります。

一般的には平熱より1℃以上高くなると明らかな発熱ととり、子どもの平熱が37℃くらいの場合、38℃以上になると熱があると判断されます。

また、子どもは服装や気温・室温の上昇によって体温が上がりやすいので、発熱していても少し様子を見ましょう。

便秘と風邪などの発熱の見分け方

子ども熱

便秘が改善されれば、平熱に戻ります。

熱が下がらない場合は、風邪や感染症なので病院を受診しましょう。

感染症の場合には、発熱以外に鼻水や咳、発疹などの症状があらわれます。

発熱時には「便秘ではないか?」「お腹の張りはないか?」「食欲はいつもと比べて少なくないか?」などに注意して全身症状をよく観察しましょう。

何科を受診したら良い?

内科が一般的ですが、総合内科や胃腸内科が良いでしょう。

便秘で発熱したときの対処法

ベビーローション

1.自分でできる対処法

イチジク浣腸やお腹のマッサージで改善できます。

お腹のマッサージは、ワセリンやベビーオイルをお腹に塗って、おへそを中心に時計回りに軽く押して便を動かすイメージで行います。

お子さんの好きな歌を歌いながら遊び感覚で行うことで、嫌がることなく楽しみながらできます。

また、便秘予防にもなるおすすめのマッサージです。

2.解熱剤は飲んでも良い?

解熱剤を飲んでも問題はありませんが、少し様子を見てからでも良いでしょう。

熱がなかなか下がらず、とてもつらそうでぐったりしていたら、病院へ連れて行きましょう。

3.病院で受ける治療

病院

便秘以外の腸などの病気がないか診察してもらい、浣腸や薬物療法でたまった便を出します。

排便リズムには個人差があり、毎日出る人もいれば、一日おきに出るという人もいます。

子どもが排便できずにお腹が張ってぐずっている場合や、4-5日以上お通じがない場合には病院へ連れて行きましょう。

また、排便で発熱が治まれば、生活習慣や食事等の指導を受けて、今後便秘にならないように実践することが大切です。

まとめ

ベビーカー

赤ちゃんや子どもは、便秘でお腹が張ってきつくてもうまく伝えることができません。

そのため、気づいたときには何日も排便していなかったということもあります。便秘から風邪や発熱につながってしまうこともあるので、よく気をつけてあげましょう。

「食欲の低下」「排便していてもいつもより量が少ない」「少し硬い便が出ている」などの症状があるようであれば、今後便秘になる可能性もあります。

子どもの便が硬いなと感じたら、水分を摂らせるようにしましょう。

また、子どもは何らかのストレスを抱えると便秘になることもあります。

家庭では、子どもがリラックスできる環境作りを心がけ、スキンシップをとったり一緒に思い切り遊んだりして緊張や不安を取り除いてあげましょう。

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