医師が教える!乾燥肌の原因と、日常生活でできる正しい対策

乾燥肌
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たくさんの人を悩ませているお肌のトラブル「乾燥肌」。食生活の乱れやストレス、意外なところではお肌のこすりすぎ、洗いすぎが原因になっていることも。

春先は、紫外線や花粉などお肌にダメージを与える要因がとくに増えてくる時期です。正しくスキンケアを学び、すぐに肌荒れ予防をはじめましょう。

監修:簡野晃次医師

乾燥肌の原因とは

乾燥肌とは、角質層の水分や皮脂の分泌が少なくなり、皮膚の表面が乾燥してしまった状態です。その乾燥肌の原因は、老化現象のほかに、若い人では冷暖房のきかせすぎ肌の洗いすぎ紫外線偏った食生活ストレスなどが肌の新陳代謝を乱して老化のスピードを速め、肌あれや乾燥を引き起こします。

さらに、水分や皮脂不足で角質層のキメが粗くなると、アレルギー物質や細菌の侵入を防ぐ肌のバリア機能が弱まり、ちょっとした刺激にも過敏に反応するようになります。
乾燥肌でかゆみ、湿疹、かぶれといった症状がみられるのはこのためです。

私たちの肌の潤いは、皮膚の一番外側にある「角質層」の働きによって保たれています。

健康でつややかな肌は、角質層の細胞にアミノ酸などの天然保湿因子(NMF)が豊富に含まれ、細胞と細胞をつなぐ細胞間脂質(セラミド)が水分をしっかりとキープできています。さらに汗と皮脂が混ざり合ってできた皮脂膜が角質層にフタをして水分が蒸発するのを防いでいます。

日常生活でケア

1.肌を強くこすりすぎない

からだや顔を洗う時は、肌を強くこすりすぎないようにします。
汚れは、石けんなどの洗浄料をよく泡立てて、手のひらでなぞるように洗うだけでも十分落ちます。

ナイロンタオルやあかすりタオルなどでゴシゴシこするなんてもってのほか。大切な角質層を削り取ってしまうことになりかねません。
タオルを使うのなら木綿など、天然素材の刺激の少ないものを選ぶようにしましょう。

2.冷暖房のきかせすぎに注意

冷暖房で空気が乾くことは、良くありません。
加湿器を使う、水をはった器を部屋に置く、洗濯物を室内に干すなどして、湿度を保つ工夫をしましょう。

3.ダブル洗顔は乾燥の原因に

クレンジングと洗顔料を使う「ダブル洗顔」は必要な皮脂まで奪い、「超乾燥肌」になってしまう危険が。
メイク落としはクレンジングだけで済ませましょう。

4.すすぎはしっかり。洗浄成分は残さない

「すすぎ」をしっかりするのも乾燥肌防止のポイント。
洗浄成分が肌に残っているとかゆみや炎症の原因になりますので気をつけましょう。

5.化学合成物質の入っていないものを選ぶ

普段何気なく使っている化粧品、シャンプー、洗剤に含まれる香料、着色料、防腐剤などの化学合成物質は肌を痛める原因になります。
乾燥肌や敏感肌の人は、化学合成物質の入っていない自然派のものを使ったほうがいいでしょう。

6.ビタミン類の摂取で内側から保湿

食生活では、栄養バランスに気を配りましょう。
とくに肌の新陳代謝を促す働きがあるビタミンA、B、C、Eを意識的に摂りましょう。
これらを豊富に含む食品としては、緑黄色野菜、うなぎ、豆類、豚肉、果物、ナッツ類、ごま、アボカドなどがあります。

7.入浴は絶好の乾燥肌ケア

角質層が柔らかくなり、保湿成分を吸収しやすくなる入浴時は乾燥肌ケアの絶好の機会でもあります。
ただし、熱いお湯や長風呂はかゆみが増すことがあるので厳禁です。
38~39度のぬるめのお湯に保湿系の入浴剤を入れ、20分程度を目安につかりましょう。
お風呂あがりはすぐに水分をふきとり、クリームなどの保湿剤をたっぷり塗ります。

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